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一枚は欲しいテルメ織とガラムカーリー

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ヤズド地方の伝統工芸品 テルメ織の敷物です。
昔から絹の手織物として有名ですが最近は手頃なポリエステルやレーヨンの機械織りの物が多いようです。






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絹のテルメ織が見たくてお店の方に聞いたところ
絹は虫に食われやすいし最近は取り扱いが簡単なポリエステル製が多いのだとかで
何十年前の絹とウールのテルメ織を見せてくれました。

そういえば・・20数年前、親戚の家に行った時、今は亡くなってしまった親戚のお婆ちゃんが
お嫁入り道具として持ってきたウールの織物を私に下さると言ってくれた
私がお婆ちゃんのキッチンで魚のムニエルを作る姿に何だか喜んでくださったようで・・・
私・・その時とても欲しかったけど・・その様な大事な物を他人の私が頂けないなあと思いました。
家族の思い出の品なわけですから・・・・




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お店の奥では生地を裁断してテーブルセンターなどを縫製していました。


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テルメ織をさらにゴージャスに飾るブレードやパールビーズ刺繍のモチーフ色々



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木型で図案を写しその上をパールビーズやブレードなどで刺繍を施します。

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画像、上の材料で刺繍を施したもの

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沢山のテルメ織の生地が棚に並んでいます。
自分の好きな柄選び・・意外と迷うんです~



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此方はイスファハーンの伝統工芸品ガラムカーリー
木綿の生地に木型で繰り返しハンドプリントした物
日本でも時々見かけるお馴染みの物
さすがに本場イランですので種類も豊富
これは欲しいイメージがしっかりあって出会うのを待っています。
イメージ的には下の2枚に似ています。




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モスクのタイル色やイランの青い空を思わせるブルーが綺麗



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此方もグリーンとブルーの色合いが綺麗です。





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テルメ織の生地を織っているところ
今でも絹のテルメ織を織っているのでしょうか?
ペルシャ絨毯と同様繊細な仕事です。

ササン朝ペルシャ時代から絹織物は大事な工芸品でした。
ヤズドでは絹のテルメ織があるかもしれませんね~
最近 気になっているテルメ織 
色々見て・・好きな1枚を手に入れたいな~






Commented by mariko789 at 2016-05-16 15:09
テルメ織、素敵です。
私も、ブルーの二枚、いいなぁ!
写真では判らない、手触りも良いのでしょうね。
独身の頃は、日本がバブル時代だったこともあり、私にもけっこう収入があり、
どっしりした絨毯を敷いた部屋に住んでいました。
当時集めたものたちのこと、最近しきりと思い出します。なんで捨てて(あげて)しまったのか!
私の趣味で集めたものたち、いくら高価でも、他人には何の価値もなかったかも。
とはいえ、海外にもってくるわけにはいかなかったんですよねぇ。
年齢のせいか、過去のことが思い出されてなりません。
Commented by akihe at 2016-05-16 16:48
イランへの引越しが決まったとき荷物を送るか現地(イラン)で調達するか相当に迷いました。
他の国に比べて輸送が簡単ではなかったので・・でも若い頃から集めていた食器類や鍋や道楽道具と別れるのは
凄く心細く送ることにしたのですが大変だったかな~
自分の趣味で集めたものは側に置いておきたいですよね、特に海外生活では日本の物眺めてるだけっで癒されるし・・・marikoさんは海外引っ越しが多かったから身軽じゃないと大変だったもの
これから少しずつ好きな物を集めて・・また新しい出会いがありますよ。
私は最近物を少し整理して身軽になりたいと思っています。
よっぽど気に入らないと買わないことにしています。
このイランの織物類もこれだ!と思う出会いがあれば購入しようと思っています。


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by akihe | 2016-05-02 01:07 | お店 アンティーク 食器 鍋 ガラス | Comments(2)

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